結論から言うと、オーストラリアに「全国共通のベストシーズン」はありません。国土が広く南半球にあるため、同じ時期でも地域によって気候がまったく異なります。行き先を決めてから、その地域の季節に合わせて日程を組むのが基本です。この記事は、いつ・どこへ行くかを考えるための旅行ガイド(プランニング)で、実際の天気予報・警報・料金は変わりやすいため各公式で確認してください。
大きく分けると、北部(ケアンズ・ダーウィンなど)は熱帯で乾季(おおむね5〜10月)と雨季(おおむね11〜4月)に分かれます。雨季は高温多湿でサイクロン・洪水のリスクがあるため、観光は乾季が快適です。南部(シドニー・メルボルン・アデレードなど)は四季があり、夏(12〜2月)は暑く、冬(6〜8月)は冷え込みます。
内陸(ウルル/レッドセンターなど砂漠地帯)は日中と夜の寒暖差が大きく、夏は極端な高温になります。観光しやすいのは涼しい冬〜春・秋。タスマニアは本土より冷涼で、真夏でも朝晩は冷えます。西オーストラリアのパースは地中海性気候で、夏は乾燥して暑く、時差(AWST)にも注意が必要です。
南半球なので日本と季節が逆になります。日本の夏(6〜8月)はオーストラリアの冬、日本の冬(12〜2月)はオーストラリアの夏です。学校の長期休暇(スクールホリデー)や祝日は各州で時期が異なり、観光地が混雑し宿・交通が高くなりやすいので、旅行日程を組むときは州別のカレンダーも確認しましょう。