100ポイントIDチェックとは、複数の本人確認書類にそれぞれ点数を割り当て、合計100点以上になるように提示する本人確認の仕組みです。銀行口座の開設、賃貸の申し込み、一部の通信契約や仕事の登録などで使われます。1枚で完結するのではなく、『主要書類+補助書類』を組み合わせるのが基本です。
点数は書類の種類によって異なります。パスポートや出生証明などの『主要書類(Primary)』は高い点数が付き、運転免許や政府発行のカードは中程度、銀行カードや公共料金の請求書などの『補助書類(Secondary)』は低めの点数になります。一般に、パスポートのような写真付きの主要書類が1点あると、残りを補助書類で埋めて100点に届かせやすくなります。
ワーホリが到着直後に持っている書類は、パスポートが中心です。ここに、銀行口座を開設して得られるカードや住所入り明細、賃貸契約書、携帯契約などを加えて点数を積み上げていきます。時間が経つほど使える書類が増えるので、到着直後に100点に届かなくても、生活の立ち上げとともに揃っていきます。
注意したいのは、100ポイントの配点や『どの書類が主要/補助か』は、手続きを行う相手(銀行・不動産会社・州政府など)によって基準が微妙に異なることです。申し込み先が指定するリストを必ず確認し、そこで認められる書類を組み合わせて用意しましょう。
なお、近年はmyID(Digital ID)による本人確認も広がっており、100ポイントの紙書類の代わりにデジタル身分証で済む場面も増えています。とはいえ賃貸などでは依然として書類の提示を求められることが多いため、主要書類(パスポート)+補助書類を用意しておく基本は変わりません。