ぶどうの仕事は、季節ごとに『収穫(picking)』『剪定(pruning)』『セラー(cellar/醸造補助)』と作業が変わるのが特徴です。結論として重要なのは、ぶどうの栽培・収穫・剪定はセカンドビザの対象になり得る一方、『ワインの醸造(winemaking)』は対象外という点です。どの作業をするかでビザ要件の扱いが変わるため、就労前の確認が欠かせません。
作業の中身を見ると、収穫は夏〜秋(2〜4月ごろ)に熟したぶどうを摘む仕事で、機械収穫と手摘みがあります。剪定は冬(6〜8月ごろ)に枝を切りそろえる作業で、収穫期以外の貴重な仕事です。セラーワークは醸造所での仕込み補助ですが、ワイン製造工程は園芸Awardではなくワイン産業Award(MA000090)の範囲で、セカンドビザの『Specified Work』としては認められないことに注意が必要です。
主な産地は、南オーストラリア州(バロッサ・リバーランド)、ビクトリア州(ミルデューラ・サンレイシア)、ニューサウスウェールズ州(グリフィス・リヴァリーナ)などです。テーブルグレープ(生食用)とワイングレープ(醸造用)で作業や地域が分かれます。剪定は冬の収入源として狙えるため、シーズンをつないで働きたい人に向いています。
セカンドビザを目的にする場合は、自分の作業が『ぶどうの栽培・収穫・剪定(対象になり得る)』か『ワイン醸造(対象外)』かを雇用主に確認しましょう。加えて、作業する場所が対象ポストコードか、園芸として扱われるか(ワイン用ぶどうはWine Awardの可能性)も含めて、Home Affairsの要件で裏を取ることが大切です。Payslipと農場情報は必ず保管します。