結論から言うと、日常の支払いは残高の範囲で使える『デビットカード』、ホテルやレンタカーのデポジット(保証枠の確保)が必要な場面では『クレジットカード』、という使い分けが基本です。オーストラリアはタッチ決済が普及しており、どちらもApple Pay/Google Payに登録すればスマホ1つで支払えます。
デビットカードは、銀行口座の残高からその場で引き落とされるカードです。使いすぎの心配が少なく、現地の銀行口座を開けば無料で発行されます。給料の受け取り口座に紐づくデビットカードが、日常の買い物・交通の主役になります。
クレジットカードは、後払い(与信)で使えるカードです。オーストラリアでは、ホテルのチェックインやレンタカーで『デポジット(一時的な与信枠の確保=ホールド)』を求められることがあり、デビットだと残高が一時拘束されて不便な場合があります。こうした場面ではクレジットカードがあると安心です。日本で発行したクレジットカードも到着当初は役立ちます。
見落としやすいのが手数料です。日本のカードをオーストラリアで使うと『海外事務手数料(為替上乗せ)』がかかることが多く、積み重なると無視できません。長期滞在では、現地のデビットカードや、両替に強いWiseなどのカードを日常使いにし、日本のクレジットカードは緊急用・デポジット用に回すと、手数料を抑えられます。
紛失・盗難時の対応も準備しておきましょう。多くの銀行アプリでは、カードを一時的にロック/解除できる機能があり、見当たらないときにすぐ止められます。カード番号や連絡先を控え、万一に備えて2枚目のカード(別ブランド)を持っておくと、1枚が使えなくなっても生活が止まりません。