渡航前に健康面を整えておく最大の理由は、オーストラリアの医療費が日本と比べて高額になりやすいことです。特に歯科治療は公的保険(Medicare)の対象外で、虫歯1本の治療でも数百AUDかかることがあります。出国前に日本で歯科検診・治療を済ませておくと、現地での高額な出費や痛みのリスクを大きく減らせます。
眼科も同様です。メガネやコンタクトレンズを使っている人は、渡航前に視力検査を受け、度数の合った予備のメガネを用意しておくと安心です。コンタクトレンズは滞在期間分をまとめて持参するか、現地での購入方法を事前に調べておきます。処方箋や度数を控えておくと、現地で買い替える際に役立ちます。
持病がある人・常用薬がある人は、①かかりつけ医に相談して滞在期間を見据えた対応を確認、②英文の診断書・処方内容の書類を用意、③薬の持ち込みルール(→ 薬の持ち込みの記事参照)を確認、が重要です。英文の書類があれば、現地の医療機関を受診する際や、税関で薬を申告する際にスムーズです。
実務的には、出国の1〜2か月前を目安に、①歯科検診・治療、②眼科・メガネ/コンタクトの準備、③持病・常用薬の相談と英文書類の取得、④必要なワクチン(→ ワクチンの記事参照)の確認、を進めます。健康保険(海外旅行保険)への加入とあわせて、出国前に『治せるものは日本で治す』のが結果的に節約になります。
医療・健康に関する判断は個人の状態によって異なります。持病・服薬・ワクチンについては、必ず医師に相談してください。この記事は一般的な準備の目安です。