結論から言うと、確実にかかる出費で唯一の「公式な固定額」はビザ申請料です。ファーストワーホリ(サブクラス417)の申請料は AUD840、セカンド/サードは各 AUD1,000 です(2026年7月時点、Department of Home Affairs 公式)。その他の航空券・保険・当初の家賃などは時期や選び方で大きく変わる変動費用なので、「固定費用+変動費用の目安+予備費」で予算を組むのが失敗しない考え方です。
渡航前に用意しておきたい資金の全体像は、大きく「①出発までに支払うもの(ビザ・航空券・保険)」「②到着後すぐ必要なもの(当面の宿泊費・家のボンド・食費・交通費)」「③予備費」の3つに分けられます。仕事が決まって最初の給料が入るまでには数週間かかることが多いため、②の生活費は最低でも1〜2か月分を現金・カードで確保しておくと安心です。
ビザ申請時に残高証明の提出を求められることがあります。目安として一般に約5,000 AUD程度の資金証明が案内されることが多いですが、金額や要否は申請状況により異なります。実際に必要な証明額や条件は、申請前に必ず公式の案内で確認してください(本記事末尾の公式リンク参照)。
以下の変動費用はあくまで一般的な「目安」で、為替・時期・都市・保険プランによって上下します。正確な金額は必ず自分で見積もりを取ってください。航空券は往復・時期により変動、海外旅行保険(またはワーホリ保険)は補償内容で年額が大きく変わり、家賃は都市・シェアかどうかで差が出ます。特にシドニー・メルボルンなど大都市は家賃・ボンドが高くなりやすい点に注意しましょう。
予備費を軽視しないことが最大のコツです。到着直後は「SIM・交通・食費・当面の宿・家のボンド」が一気に出ていきます。加えて、仕事が見つかるまでの期間や、体調を崩したときの出費も想定しておく必要があります。楽観的な最低ラインだけで渡航すると、仕事が決まる前に資金が尽きる、という典型的な失敗につながります。