ワーキングホリデーで起きるトラブルの多くは「知っていれば防げた」ものです。ここでは出発前・仕事・住まい・お金/税金の4分野に分けて、経験者が特につまずきやすいポイントと対策を整理します。
【出発前の失敗】パスポートの残存期間不足、ビザ許可前の航空券手配、保険の補償内容の未確認、初期資金の不足などが典型です。ビザは書面で許可されるまで渡航予約を確定しないこと、保険は治療費・救急搬送・持病の扱いを必ず確認することが大切です。
【仕事の失敗】無給トライアルの言い値受け入れ、Cash in Hand(現金手渡し)による無記録就労、雇用契約書を確認せずに働き始める、といったケースです。最低賃金やPenalty Rate、無給トライアルの適法性はFair Workの公式情報で確認でき、給与未払いには相談窓口があります。
【家探しの失敗】内見前の送金による賃貸詐欺、Bond(敷金)の非正規な預け方、入居時のCondition Report(現況報告)未作成などが多発します。内見前に送金しない、Bondは州の正規機関経由で預ける、入居時に写真付きで現況を記録する、が鉄則です。
【お金・税金の失敗】TFN(納税者番号)未申請による高率課税、Superannuation(退職年金)の口座放置、タックスリターン未提出などです。ワーキングホリデーメーカーの税率や源泉徴収の仕組みはATO(豪州税務局)の公式情報で確認し、年度末(6月30日締め)のタックスリターンを忘れないようにしましょう。数字や制度は変わるため、金額は必ず公式で最新を確認してください。