結論から言うと、オーストラリアの自動車保険は『①CTP(強制)、②Third Party Property、③Third Party Fire & Theft、④Comprehensive』の4段階で、上に行くほど補償が広く保険料も高くなります。CTPは加入が義務ですが人のケガしか補償しないため、事故で相手の車やモノを壊したときのために、最低でもThird Party Property(対物)には入っておくのが安全です。予算と車の価値に応じて選びましょう。
①CTP(Compulsory Third Party)は強制保険で、Rego(登録)に紐づきます。補償するのは『事故で他人にケガをさせた場合』のみ。相手の車・モノの修理も、自分の車の修理も一切カバーしません。②Third Party Property(対物)は、あなたが事故で壊した相手の車やモノの修理費を補償します。高級車に追突して数百万円の賠償…という最悪の事態を防げるため、最低限入っておきたい保険です。
③Third Party Fire & Theftは、対物補償に加えて、自分の車が火災・盗難にあった場合を補償します。④Comprehensive(車両保険)は最も手厚く、相手への賠償・自分の車の事故修理・火災・盗難・自然災害などを幅広くカバーします。新しめの車や価値の高い車に乗るなら、Comprehensiveが安心です。逆に安い中古車なら、車両保険料が車の価値に見合わないこともあり、Third Party Property中心で組む選択もあります。
選び方の目安は『自分の車の価値』と『万一の賠償リスク』のバランスです。数百ドルで買った古い車なら、自分の車の修理より他人への賠償に備えるThird Party Propertyが現実的。一方、数千ドル以上の車や、地方で長距離を運転するならComprehensiveを検討します。免責額(excess)や補償範囲、若年・海外免許の条件は保険会社で異なるため、複数社で見積もりを取り、契約前に補償内容を必ず確認しましょう。