結論から言うと、車が路上で動かなくなったときに助けを呼べるのがロードサービス(roadside assistance)で、各州の自動車クラブ(NSW=NRMA、VIC=RACV、QLD=RACQ、SA=RAA、WA=RAC、TAS=RACT、NT=AANT)に会員登録して使うのが一般的です。バッテリー上がり・パンク・ガス欠・鍵の閉じ込め・レッカーなどに対応してくれるため、地方や長距離を運転するワーホリは加入しておくと安心です。
頼める内容は、①バッテリー上がりのジャンプスタート、②パンク時のスペアタイヤ交換、③鍵の閉じ込み(lockout)対応、④ガス欠時の少量給油、⑤自力で直せない故障のレッカー(牽引)、などです。クラブや会員プランによって、レッカーで運べる距離や年間の利用回数に上限があるため、加入時に補償内容を確認しましょう。地方を長く運転するなら、レッカー距離が長い上位プランが安心です。
加入方法は、各州クラブのサイトやアプリから会員登録し、年会費を払う形が基本です。多くのクラブには相互利用(reciprocal rights)があり、例えばNRMA会員が他州でRACVやRACQのサービスを受けられます。州をまたいで移動するワーホリには便利な仕組みですが、条件はクラブごとに違うため、長距離移動の前に自分のプランの適用範囲を確認してください。
なお、任意の自動車保険(特にComprehensive)にロードサービスが付帯している場合や、レンタカー・購入した車の販売店の保証に含まれる場合もあります。二重加入を避けるため、まず自分が今どんなロードサービスを使えるかを確認しましょう。緊急で車が危険な場所(高速道路上など)に止まってしまい、身の危険がある場合は、ロードサービスの前に000(緊急通報)を優先してください。