結論から言うと、タイヤがパンクしたら、まず慌てずハンドルをしっかり握って減速し、安全な場所(できるだけ左側の平らな路肩)に停車します。そのうえで、①スペアタイヤに交換する、②パンク修理キットで応急処置する、③ロードサービスを呼ぶ、のいずれかで対応します。交換に自信がない場合や交通量の多い危険な場所では、無理をせずロードサービス(NRMA/RACV/RACQ等)を呼ぶのが安全です。
走行中に突然『バン』という音とともにハンドルが取られた場合は、急ブレーキ・急ハンドルは避け、アクセルを緩めてまっすぐ減速し、安全を確認して左に寄せます。停車したらハザードを点け、可能なら三角表示板を後方に置きます。交通量の多い道路側でのタイヤ交換は危険なので、路肩が狭い・車の流れが速い場所では、車外作業をせずロードサービスを待つ判断も大切です。
スペアタイヤに交換する場合の基本手順は、①パーキングブレーキをかけ輪止めをする、②ホイールナットを軽く緩める、③ジャッキで車体を上げる、④ナットを外してタイヤを交換、⑤ナットを対角線の順に締める、⑥ジャッキを下ろして本締め、です。注意したいのが『テンポラリースペア(応急用の細いタイヤ、通称スペースセーバー)』で、多くは時速80km程度までの速度制限があり、あくまで最寄りの修理工場までの応急用です。早めに正規のタイヤに交換・修理してもらいましょう。
近年はスペアタイヤを積まず、パンク修理キット(応急補修剤+コンプレッサー)を搭載する車も増えています。キットは小さな穴には有効ですが、大きな損傷やサイドウォールの損傷には使えません。応急処置後も低速で最寄りの工場へ向かい、タイヤの点検・交換を受けてください。自分で対応できないときは、ロードサービスや工場に連絡し、レッカーや出張対応を依頼しましょう。