『ファームで働くには車が必要か』という質問への答えは、『あると圧倒的に有利だが、車なしでも働ける』です。多くの農場は町から離れた場所にあり、公共交通が乏しいため、車があれば求人の選択肢が一気に広がります。一方、送迎付きのワーカーズホステルや相乗りを使えば、車がなくても十分に仕事を見つけられます。
車を持つ利点は、①送迎に縛られず複数農場に応募できる、②仕事の紹介料や送迎費を払わずに済む、③買い物や生活の自由度が高い、④シーズンを追って自分のペースで移動できること。特に歩合制で稼ぎたい人や、長くファームを回りたい人には車が大きな武器になります。反面、購入費に加えて登録(rego)、強制保険(CTP)、任意保険、燃料、整備・車検(RWC)などの維持費がかかります。中古車はトラブルも多いため、購入時の点検が重要です。
車なしで働く場合の王道は、送迎付きワーカーズホステルです。提携農場への送迎と仕事の紹介がセットになっており、車がなくても働けます。ただし送迎費や紹介の条件、仕事量を事前に確認しましょう。もう一つは、同じ農場で働く仲間との相乗り(カープール)です。ガソリン代を分担する形が一般的で、Facebookの地域グループや宿の掲示板で募集されています。
地域による移動の難しさも押さえておきましょう。バンダバーグやガトンなど町に近い農場が多い地域は車なしでも比較的働きやすい一方、広大な畑が点在する地域や内陸部は車がないと厳しいことがあります。狙う地域の『町から農場までの距離』『送迎の有無』を事前にリサーチしてから移動先を決めると失敗しません。
車なしで探すコツは、①求人応募時に『車はないが送迎はあるか』を必ず聞く、②送迎付きホステルを拠点にする、③相乗り相手を探す、④町に近い農場を優先する、の4つです。逆に車を買うなら、名義変更(rego)・保険・保証金の手続きを理解し、売却しやすい人気車種を選ぶと帰国時に手放しやすくなります。