Income Statement(インカムステートメント)は、雇用主があなたに1年間で支払った給与・源泉徴収額・Superをまとめた記録で、かつての『Payment Summary(Group Certificate)』に代わるものです。結論として、Income Statementは紙で渡されず、myGov経由でATOのオンラインサービスから確認します。そして申告はこれが『Tax ready』になってから行うのが鉄則です。
『Tax ready』とは:雇用主はSTP(Single Touch Payroll)という仕組みで、給与情報をATOに随時報告しています。会計年度(6月30日)が終わると、雇用主はその年の内容を確定(finalise)させ、あなたのIncome Statementのステータスが『Not tax ready』から『Tax ready』に変わります。Tax readyになって初めて、その数字が確定した正式なものとして申告に使えます。
確認方法:myGovにログイン →『ATO』サービスを開く →『Employment』→『Income statements』(またはIncome and deductions)で、各雇用主からのIncome Statementとステータスを確認できます。複数の職場で働いた場合は、それぞれのIncome Statementが表示されます。すべてが『Tax ready』になっているかを確認しましょう。
いつTax readyになるか:多くの雇用主はSTPの確定を7月14日ごろまでに行います。そのため、7月上旬に急いで申告すると『Not tax ready』の暫定値で申告してしまい、後で修正が必要になることがあります。原則として、すべてのIncome Statementが『Tax ready』になるのを待ってから申告してください。
雇用主が確定しない場合:7月半ばを過ぎてもステータスが『Not tax ready』のままなら、まず雇用主に確定を依頼します。それでも解決しない場合はATOに問い合わせます。どうしても間に合わないときは、自分の記録(Payslip)から金額を入力して申告することも可能ですが、その場合は正確性に責任を持つ必要があるため、Payslipを保管しておくことが重要です。