Payslip(給与明細)は、あなたが正しく支払われているかを確認する最重要書類です。結論として、オーストラリアでは雇用主はPayslipを給与支払いから1営業日以内に発行する義務があり(Fair Work)、そこには時給・労働時間・総支給/手取り・Super・Taxなどを明記しなければなりません。毎回必ず内容を確認しましょう。
Payslipに記載が義務づけられている主な項目:①雇用主名と雇用主のABN、②あなたの氏名、③給与計算期間(pay period)と支払日、④総支給額(gross pay)と手取り額(net pay)、⑤時給(ordinary hourly rate)と働いた時間・その金額、⑥手当・ローディング・ボーナス・Penalty rate(土日祝・深夜等の割増)・残業代、⑦控除(deductions)の内訳、⑧Super(拠出額と拠出先ファンド名)。これらが欠けている場合は雇用主に是正を求められます。
確認のポイント(時給・時間):契約した時給と、Payslip上のordinary hourly rate、働いた時間が合っているかを照合します。カジュアルなら通常25%のCasual loadingが上乗せされます。土日・祝日・早朝深夜に働いた場合は、該当するAward(裁定)やPenalty rateが適用されているかを確認しましょう。
確認のポイント(SuperとTax):Superは総支給(OTE)の12%が拠出額として記載され、拠出先ファンド名も明記されているはずです。実際にファンドへ入金されているかも定期的にチェックします。Tax(PAYG)欄は源泉徴収額で、TFNを提出していれば通常はWHM税率で引かれます。TFN未提出だと45%と高くなるため、金額に違和感があれば確認してください。
Payslipがもらえない/内容が不足している場合:まず雇用主に発行・訂正を依頼します。応じない、明らかに時給が最低賃金を下回る、Superが積み立てられていない等の問題があれば、記録(シフト・実働時間・入金額)を残したうえで、Fair Work Ombudsman(公正労働オンブズマン)に無料で相談できます。Payslipは未払い賃金を請求する際の重要な証拠になります。