結論から言うと、軽い体調不良ならまず薬局(Pharmacy、俗にChemist)に行き、薬剤師(pharmacist)に相談するのが早くて安上がりです。薬剤師への相談は無料で、症状に合った市販薬を選んでもらえます。市販薬はその場で買え、医師の処方箋(prescription)が必要な薬だけGPを受診します。Chemist Warehouseなどのディスカウント薬局を使うと薬代を抑えられます。
オーストラリアの薬は規制で段階分けされています。①スーパー等でも買える一般販売品、②Pharmacy Medicine(S2=薬局の棚で買える一般薬。多くの風邪薬・鎮痛薬)、③Pharmacist Only Medicine(S3=購入時に薬剤師の確認が必要。一部の強めの薬や緊急避妊薬など)、④Prescription Only Medicine(S4=医師の処方箋が必須。抗生物質や多くの常用薬)。S2・S3は薬局で買え、S4はGPの処方箋が要ります。
処方薬とPBS(Pharmaceutical Benefits Scheme)の関係は重要です。PBSは処方薬の自己負担を抑える国の補助制度ですが、Medicareを持つ人向けです。日本のワーホリは原則Medicare対象外のため、PBSの補助が使えず処方薬は全額自己負担になりやすい点に注意してください。薬剤師にジェネリック(generic=有効成分が同じ後発薬)があるか尋ねると、安くなることがあります。
薬剤師に相談できることは幅広くあります。軽症のセルフケア(風邪・頭痛・胃腸の不調・軽い皮膚トラブルなど)、飲み合わせ(今飲んでいる薬・持病との相性)、日本から持ってきた薬の英語での成分名、といった相談に応じてくれます。症状や既往症、妊娠の有無を正直に伝えると、適切な薬を選んでもらえます。
使い方の手順はシンプルです。薬局で薬剤師に症状を伝える→勧められた市販薬を購入→用法用量を守って様子を見る→数日で改善しない、悪化する、高熱や強い痛みがあるならGPを受診。処方薬が必要ならGPで処方箋をもらい、薬局で受け取ります。持病の常用薬がある人は、英文の処方箋・お薬手帳を用意しておくと切り替えがスムーズです。