Tax Agent(登録税理士)は、報酬を得てタックスリターンを代理作成・提出できる資格者です。結論として、自分で申告できる人はmyGovで無料でできますが、①複数の職場・ABN収入・海外所得があり複雑、②控除を最大化したい、③英語や制度に不安がある、という人はTax Agentに依頼する価値があります。
依頼を検討すべき人:雇用とABN(ギグワーク)の両方の収入がある、1年で多数の職場を掛け持ちした、日本の副業・投資など海外所得がある、経費控除の判断が難しい、帰国後に申告するので手続きに不安がある——こうしたケースでは、専門家が控除を適切に計上し、誤りや追徴のリスクを減らしてくれます。
料金の目安と控除:シンプルな個人の申告なら概ね100〜200 AUD前後が目安(内容により変動)。ABN・事業所得が絡むと高くなります。支払ったTax Agentの料金は、翌年の申告で経費として控除できます。まず見積もりを確認してから依頼しましょう。
登録の確認(重要):報酬を得てタックスリターンを作成・提出できるのは、TPB(Tax Practitioners Board)に登録されたTax Agentだけです。無資格者への依頼はトラブルの元になります。依頼前に、TPBの公式登録簿(tpb.gov.au)で氏名・登録番号を検索し、正規の登録があるか必ず確認してください。SNSや口コミの『安く代行します』には無資格者が紛れることがあります。
申告期限の延長:自分で申告する場合の期限は原則10月31日です。一方、10月31日より前に登録Tax Agentのクライアントになっていれば、Tax Agent経由での申告は期限が翌年まで延長されることがあります。ただし納税がある場合の支払い期限は別なので、延長を当てにする場合も早めに相談しましょう。