結論から言うと、中古車を買う前の現車確認では『①書類、②車体、③エンジン・機関、④試乗』の4点を必ずチェックし、支払い前にPPSR($2の公式照会)でローン残債・盗難・全損歴を確認します。見た目がきれいでも、書類やエンジンに問題があると帰国前に売れなかったり高額修理になったりするため、面倒でも1台ずつ順番に確認するのが安全です。
まず書類です。車体番号(VIN)が登録書類(rego papers)と一致しているか、Rego(登録)の残存期間、整備記録(service history / logbook)、前オーナーの人数を確認します。VINはフロントガラス下やドア開口部、エンジンルームで確認でき、これが書類と食い違う車は絶対に買ってはいけません。整備記録が残っている車は状態を把握しやすく、帰国前の売却でも有利です。
次に車体とエンジンです。ボディの下回りやドア周りのサビ、タイヤの溝と偏摩耗、オイル・冷却水の量と色、エンジン始動時の白/黒/青の排気煙、ダッシュボードの警告灯が消えるかを見ます。エンジンをかけたまま5〜10分アイドリングして、警告灯が点灯し続けないか、異音・振動がないかを確認しましょう。最後に必ず試乗し、ブレーキの効き、ギア(AT/MT)の入り方、ハンドルのブレやまっすぐ走るか、加速時の異音をチェックします。
現車を気に入っても、支払い前にVINでPPSR照会($2)を行い、ローン残債(money owing)・盗難・全損(written-off)の記録がないことを必ず確認してください。残債がある車は、購入後に金融会社に回収されてお金も車も失うリスクがあります。可能なら整備工場の点検(pre-purchase inspection)も検討すると安心です。