先に目安を示すと、シェアハウスで暮らすワーホリの生活費は週400〜600豪ドル程度が一つの基準です。ただしこれは都市・住み方・生活スタイルで大きく変わり、シドニー・メルボルンなどの大都市は高め、地方は低めになります。以下は『どこにいくらかかるか』を把握するための内訳の考え方です(実際の金額は物件や時期で変動します)。
最大の固定費は家賃です。シェアハウスの1部屋(または相部屋)は、都市や立地で幅がありますが、週180〜350豪ドル程度がよくある水準です。多くの物件で光熱費(電気・ガス・水道)やWi-Fiが家賃に『込み』か『別』かが分かれるため、内見時に必ず確認しましょう。込みなら支出が読みやすく、別なら数十豪ドルの追加を見込みます。
変動費の中心は食費です。自炊中心なら週80〜150豪ドル程度に抑えられますが、外食が増えると一気に上がります。ColesやWoolworths、より安いALDIを使い分け、特売や冷凍を活用すると節約できます。交通費は都市の公共交通で週30〜50豪ドル程度、通信費(SIM)は月20〜40豪ドル程度が目安です。
収入とのバランスも押さえましょう。オーストラリアの全国最低賃金(National Minimum Wage)は、2026年7月1日から時給26.44豪ドル(週38時間で1,004.90豪ドル)です。多くの職種はこれ以上の賃金で、土日・祝日・夜間には割増(Penalty Rate)が付くこともあります。フルタイムに近く働ければ、生活費を賄いつつ貯金や旅行資金を作ることは十分可能です。
渡航直後は、家探しの短期滞在費・敷金(ボンド)・生活用品の初期費用がまとまってかかります。仕事が決まって最初の給料が入るまでの数週間を耐えられるよう、当面の生活費に加えて予備費を持っておくことが大切です。ワーキングホリデービザ自体の申請料も、2026年7月時点で840豪ドルと初期費用として見込んでおきましょう。