結論から言うと、オーストラリアの建設現場で働くには、まずWhite Card(建設業の安全教育修了証)が全国的に必須です。これがないと現場に入れません。White Cardを取得したうえで、まずはLabourer(作業補助)として入るのが未経験ワーホリの定番ルートで、時給が高めなのが魅力です。
White Cardは、建設業の一般安全教育(General Construction Induction)を修了すると発行される、全国で通用するカードです。認定を受けたRTO(研修機関)で講習を受けて取得します。オンラインで完結できるかは州によって扱いが異なるため、働く州のルールを確認しましょう。
未経験から入りやすいのはLabourer(レイバー、作業補助)で、資材運び・清掃・簡単な補助作業を担当します。慣れると特定の技能(型枠・鉄筋・解体など)に進む人もいます。体力仕事で朝が早いですが、時給は他の未経験職より高めに設定されていることが多いです。
PPE(Personal Protective Equipment=個人用保護具)として、安全靴(steel cap boots)、hi-visの作業着、ヘルメット(hard hat)、手袋、保護メガネなどが求められます。現場によって支給か持参かが異なるため、事前に確認しましょう。屋外作業が多く、熱中症・紫外線対策も欠かせません。
求人は、建設系のLabour Hire(人材派遣)Agencyへの登録、SEEK/Indeed、現場での紹介が中心です。雇用形態(雇用かABN請負か)と時給が最低賃金・Awardを満たすかを確認し、実態が雇用なのにABNを強制されるSham Contractingに注意しましょう。なお、州や作業内容によっては建設業がセカンドビザのSpecified Workの対象になる場合があります。