結論から言うと、熱波・激しい雷雨・雹・強風などの悪天候は、①オーストラリア気象局(BOM)の警報(Warnings)とアプリで最新情報を確認し、②暴風・雹・落雷が予想されるときは屋内の安全な場所にとどまり、③被害が出たらState Emergency Service(SES)に連絡する——のが基本です。命に関わる状況は000へ。屋外で働く・旅行するワーホリは、天候の急変に備えて情報の確認を習慣にしましょう。
情報源の中心はBOM(Bureau of Meteorology)です。BOMは、Severe Thunderstorm Warning(激しい雷雨)、Severe Weather Warning(強風・大雨など)、Heatwave(熱波)などの警報を発表します。BOMの公式サイトの『Warnings』ページや公式アプリで、自分の地域の警報・レーダー・予報を確認できます。通知をオンにしておくと、急な悪天候にも早く気づけます。地元のABC Emergency放送も有力な情報源です。
激しい雷雨(severe thunderstorm)は、雹・突風・落雷・鉄砲水(flash flooding)を伴うことがあります。警報が出たら、屋外での作業や外出を控え、車や頑丈な建物の中に避難します。落雷の危険があるときは高い木や開けた場所、水辺を避けます。雹は車や窓を傷めるため、可能なら車を屋根のある場所へ。鉄砲水のおそれがあるときは、低地や側溝・川から離れてください。
健康リスクにも注意します。熱波は熱中症のリスクを高めるため、こまめな水分補給と暑い時間帯の作業回避が大切です(詳しくは熱中症の記事へ)。また、激しい雷雨の際に『雷雨ぜんそく(thunderstorm asthma)』が起きることがあり、特に花粉の多い季節に、ぜんそくや花粉症のある人が急に強い呼吸器症状を起こすことがあります。息苦しさが強いときは、処方薬(吸入器)を使い、重ければ000へ。
屋外で働くときの備えをまとめます。仕事の前日・当日にBOMで天候を確認し、雇用主に悪天候時の対応(作業中止・避難)を確認しておきましょう。急な悪天候で作業が危険なときは、無理をせず安全を優先します。雹・強風・洪水などで家屋や車に被害が出て救助や応急対応が必要なときは、SES(NSW/VIC等は132 500、他州はそれぞれの窓口)に連絡します。命の危険がある緊急時は000です。