結論から言うと、ホスピタリティ(飲食)の仕事は、接客の英語が必要な『FOH(Front of House)』と、英語が少なめでも始めやすい『Kitchen(キッチン)』に大きく分かれます。英語に自信がなければKitchen HandやDishwasherから入り、慣れたらウェイター・バリスタへ広げるのが定番ルートです。
主な職種は、FOHがWaiter/Waitress(接客・オーダー)、Barista(コーヒー)、Bar/Bartender(酒類提供)、Host(案内)。BOH(Back of House)がKitchen Hand(仕込み・洗い場補助)、Dishwasher(皿洗い)、Cook/Chef(調理)です。Kitchen HandとDishwasherは未経験・英語初級から始めやすく、渡航直後の最初の仕事として人気です。
資格の面では、アルコールを提供する店で働くにはRSA(Responsible Service of Alcohol)が必要で、州ごとに取得します。食品を扱う店ではFood Safety(食品衛生)の知識や、州・役職によってFood Safety Supervisorの資格が求められることがあります。RSAを持っていると応募できる求人が一気に増えます。
時給は適用されるHospitality Award(またはRestaurant Award)に基づき、カジュアルには手当、土日・祝日・夜間には割増(Penalty Rate)が付きます。自分の正しい時給は、Fair WorkのPay Calculatorで職種・雇用形態・時間帯を入れて確認しましょう。『全部込みの固定時給』が割増を下回っていれば違法の可能性があります。
応募は、SEEK/Indeedに加え、印刷したレジュメを店に直接配るWalk-inが有効です。採用は短い面接+実技トライアルで決まることが多く、笑顔・時間厳守・テキパキ動く姿勢が重視されます。トライアルが無給として妥当な範囲かも意識しておきましょう。