結論から言うと、RSA(Responsible Service of Alcohol=責任あるアルコール提供)は、アルコールを提供・販売する仕事に就くための必須資格で、取得方法・有効期限・扱いが州ごとに異なります。まず自分が働く州のRSAを取るのが基本です。飲食・バー・ボトルショップで働きたいなら最初に取っておくと応募の幅が大きく広がります。
RSAは、認定された研修機関(RTO)のコースを受けて取得します。多くの州でオンライン受講が可能ですが、州によって発行元・様式・オンライン可否が異なります。特にNSW(ニューサウスウェールズ州)とVIC(ビクトリア州)では、対面要素やコンピテンシーカードの発行など独自の手続きがあるため、州の酒類規制当局の案内を必ず確認しましょう。
州ごとの管轄の例として、NSWはLiquor & Gaming NSW、VICはVictorian Gambling and Casino Control Commission(VGCCC)系、QLD(クイーンズランド州)はOffice of Liquor and Gaming Regulation(OLGR)が所管です。州によってはRSAが全国的に相互承認されない場合があり、別の州で働くなら取り直しが必要なこともあります。
有効期限も州で異なります。QLDのように有効期限のある州、更新(refresher)が必要な州などがあるため、取得時に有効期限と更新条件を確認しましょう。RSAはワーホリの間だけでなく、複数州を移動して働く人には特に『どの州のRSAが要るか』の把握が重要です。
費用は数十ドル程度が目安で、オンラインコースなら1日程度で修了できることが多いです。修了後に発行される証明書やカードは、応募時にレジュメへ明記し、面接に持参できるよう準備しておきましょう。