オーストラリアで日本の運転免許証を使って運転する方法は主に2つあります。①国際運転免許証(IDP)を日本の免許証と一緒に携帯する、②日本の免許証の『英訳(English translation)』を用意して日本の免許証と一緒に携帯する、です。この英訳として広く認められているのが、NAATI(National Accreditation Authority for Translators and Interpreters:オーストラリアの翻訳・通訳の認定機関)の認定翻訳者による翻訳です。
どちらが必要かは、運転する州のルールによって異なります。多くの州では『IDP』か『公式な英訳(NAATI認定翻訳など)』のいずれかがあれば、日本の免許証とセットで運転できます。州によっては英訳を推奨・要求するところもあるため、長期滞在や州をまたいで運転する場合は、IDPに加えてNAATI翻訳も用意しておくと安心です。
NAATI翻訳の取得方法は、①NAATI認定の翻訳者・翻訳会社に日本の運転免許証(表裏)のコピーを送る、②英訳を作成してもらう、③翻訳証明付きの書類を受け取る、という流れです。オンラインで依頼できる業者も多く、日本からでもオーストラリア到着後でも取得できます。費用は数十AUD程度、納期は数日〜が目安です。翻訳には氏名・免許種別・有効期限などが正確に反映されているか確認します。
使い分けの目安としては、①短期でIDPの有効期間(1年)内に運転を終えるならIDPで十分なことが多い、②1年を超えて滞在・運転する、またはIDPの期限が切れる場合はNAATI翻訳が有効、③現地免許への切り替えを予定しているなら、切替までのつなぎとしてNAATI翻訳を使う、といった考え方です。IDPもNAATI翻訳も、日本の免許証原本と一緒に携帯して初めて有効な点は共通です。
各州の外国免許・英訳の扱いや、NAATIの認定・翻訳の要件は変更されることがあります。運転前に運転する州の交通当局で、翻訳はNAATIおよび認定翻訳者の案内で、それぞれ最新情報を確認してください。