結論から言うと、性感染症(STI)の検査、避妊の相談、性の健康に関する悩みは、①GP(かかりつけ医)、②専門の『Sexual Health Clinic(性健康クリニック)』、③Family Planning系のサービス、のいずれかで相談できます。多くの窓口は秘密厳守(confidential)で、プライバシーに配慮して対応してくれます。公的なSexual Health Clinicには無料や低額で検査を受けられるところもあります。
検査・相談の内容は幅広くあります。STI検査(クラミジア・淋病・梅毒・HIVなど)、避妊方法の相談(ピル・コンドーム・IUDなど)、妊娠の心配、ワクチン(HPVなど)といったテーマを扱います。どこに行けばよいか分からないときは、まずGPに相談すれば必要に応じて専門クリニックを紹介してもらえます。
費用について。日本のワーキングホリデー参加者は原則Medicare対象外のため、GPや検査は自己負担になり得ます。一方、州が運営する公的Sexual Health Clinicには、Medicareの有無にかかわらず無料または低額で利用できるところもあります。予約時に『Medicareがないが費用はどうなるか』を確認し、海外保険の対象になるかも証券で調べましょう。
緊急避妊が必要なときは、薬局(Pharmacy)で薬剤師に相談できます。緊急避妊薬は薬剤師の確認が必要な分類(S3)で、処方箋なしで購入できる場合があります。早いほど効果が高いため、必要なときは早めに薬局へ。避妊や検査について不安があれば、我慢せず専門の窓口に相談してください。
受診をためらう必要はありません。性の健康の相談はプライベートな内容ですが、クリニックのスタッフは日常的に対応しており、内容が第三者やビザに共有されることはありません。心配な症状(かゆみ・痛み・おりものの変化・発疹など)があるときや、心当たりがあるときは、早めの検査が自分とパートナーを守ります。