セカンド/サードビザの対象になるには、仕事の『種類』だけでなく『場所(指定地域=regional Australia)』の条件も満たす必要があります。結論として、南オーストラリア州・タスマニア州・ノーザンテリトリー全域は基本的に対象で、クイーンズランド・ニューサウスウェールズ・ビクトリア・西オーストラリア・ACTは特定のポストコード(郵便番号)のみが対象です。働く前に農場の住所が対象ポストコードに含まれるか必ず確認してください。
対象地域はHome Affairs(内務省)が公式のポストコード一覧で定めています。都市部(シドニー・メルボルン・ブリスベン中心部など)は対象外で、地方の農業地帯が対象になります。同じ州でも郵便番号によって対象・対象外が分かれるため、『州が対象だから大丈夫』と思い込まず、実際の農場の郵便番号を一覧で照合することが重要です。
注意したいのは、業種によって適用される地域区分が異なる点です。農業・建設・鉱業・漁業・植林などは『regional Australia』の指定ポストコードが対象です。一方、観光・接客(hospitality)は『Northern Australia/Remote・Very Remote』の地域でのみ対象になるなど、業種ごとに使う地域リストが違います。自分の仕事がどの区分に当たるかを確認しましょう。
確認の手順は、①農場・雇用主に正確な就労先の住所と郵便番号を聞く → ②Home Affairsの指定ポストコード一覧(または公式の判定ツール)で照合する → ③対象であることをスクリーンショット等で記録する、という流れです。今後、政府が提供する対象地域チェックツールも活用できますが、最終的な根拠は必ず公式リストで確認してください。
対象外の地域で働いた期間は、たとえ対象業種でも日数にカウントされません。就労後に『実は対象外だった』と判明すると取り返しがつかないため、内定時点で住所を確認するのが鉄則です。境界付近の農場や、複数拠点を持つ雇用主の場合は特に注意し、実際に作業する場所の郵便番号で判断してください。